IT化の中心であるホームページ。
そんなホームページの中でも、開設や更新の手軽さからブログ(blog)というシステムが注目を集めています。
ブログの開設には、大きく分けて2つの方法があります。
1つは、無料や有料のブログサービスを利用して開く方法。
もう1つは、ブログのシステムを自分のサーバーに構築して開く方法です。
「手軽さ」と「無料」という面を捉えれば、既存の無料ブログサービスを利用するのが1番です。
個人でブログを開設するのであれば、この方法が最も良いと私も思います。
ですが、業界団体や組合、商工会や商店街など、各種団体には、是非ブログのシステムを自分のサーバーに構築して開く方法をお勧めします。そして、ブログの元締めになってください。ここが重要ですのでもう一度言います。ブログの元締めになってください。
ブログの元締めになる。つまりは、ブログサービスを提供する側になるという事です。
IT化。すなわち情報化の時代の武器は情報です。ブログとは、情報の貯蓄箱です。
ブログを提供する側になるという事は、情報の集積地になると言う事になります。
例えば○○組合様がブログサービスを提供したとします。個々のブログを開設するのは各会員です。各会員が自分のブログで○○に関する事や日頃の出来事などを更新してゆきます。するとその情報はブログサービスの提供者である○○組合様のトップページにも掲載されます。
つまり、会員がブログを更新する事で、○○組合様のブログに情報が集約され、○○に関する情報が○○組合様のブログで公開されるようになります。
この輪が広まっていった事を想像してみてください。
○○組合様には、現在会員数は何名おられますか? その会員の方々が○○組合様が提供するブログサービスでブログを持ち、○○についての情報を公開してゆきます。それらの情報は○○組合様のブログシステムに集積されます。おのずと、○○=○○組合様という図式がインターネットの世界で構築されていきます。
会員が100名いたとします。各会員にブログを開設した時点で、最低でも100のブログが誕生します。そして1週間に1回、会員が記事の投稿をしたとします。すると1ヶ月で400以上記事が書かれる事になります。1年で約5000の記事量です。もちろん、普通のホームページを作成したのでは、こんなねずみ算のような事は起こりません。また、普通にブログを立ち上げてもこのようにはなりません。
ブログの元締めになり、会員にブログを提供するからこそ出来ることなのです。
これからますます経済や市場の状況は厳しくなっていくでしょう。
そうなれば、「団体に加盟して、会費を徴収され、会合に時間を費やして、一体何のメリットがあるのか?」という意見が多くなります。
業界内が結集・組織化することで、「業界力の結集」「他業界との対等な位置づけ」「業界の果たす社会的貢献と社会的責任」「事業継承と相互研鑽」などのメリットがあるわけですが、これらはどうしても表面的に目に見えるメリットにはなりにくい物であります。
インターネットでの検索が重要視されている昨今、「○○」で検索して上位に表示される事は、売り上げを上げる直接的な要因になり得ます。 団体のホームページが、自店のホームページ順位よりも下に表示されていたら、少なくともインターネット上では、その団体に加盟している意義は低下してしまいます。
しかし、ブログの元締めになると「○○」の情報は○○組合様の基に集積されるようになりますから、このような逆転現象は起こりづらくなってきます。
ですから業界や組合、商工会や商店街など、各種団体はブログの元締めになる事が必要なのです。
ブログの元締めになるには、「ドメイン」「レンタルサーバー」「ブログシステム」が最低限必要となります。特にレンタルサーバーに関しては、会員の数やITの浸透度によって、どのくらいの規模を用意するべきか異なってきます。また、ブログにどのような機能やデザインを持たせるかによってブログシステムの価格も異なってまいります。詳細はお問い合わせいただければと思いますが、下記に目安をご紹介致します。
会員数100名ほどの場合
ドメイン費用:年間 4,000円〜
サーバー費用:年間 86,000円〜
ブログシステム構築費用: 210,000円〜
ブログ構築時は、30万円〜ほどの費用が必要となってまいります。
また、次年度以降の維持費用としまして、ドメインやサーバーなど9万円〜ほど必要となります。
構築費用よりも、維持費用が問題となってくるかと思います。例えば、ブログへの広告出稿やアフィリエイト、ブログ会員の募集などで補っていく必要があるかと思います。
お問い合わせいただいた内容は、早急に各担当者が対応いたします。