『IBMホームページ・ビルダー』
HTMLを作成するオーサリングソフトと、画像処理を行うウェブアートデザイナー・ウェブアニメータ、それにFTP(サーバーに転送する機能)ソフトが一緒になっています。
特にウェブアートデザイナーは、フォトショップのように高機能ではありませんが、使いやすさでは大きく上回ります。簡単な画像処理ならフォトショップよりもウェブアートデザイナーのほうが早くて簡単におこなえます。
また、ホームページ自体もテンプレートを使えば、誰にでも簡単につくれます。しかしそうすると、「ああビルダーでつくったな」とすぐにわかるようなものになってしまいます。付属のテンプレートや素材はよほどの加工をしない限り、会社やお店のホームページなどの商用には向かないと考えておいたほうが良いでしょう。
生まれてはじめてホームページを作る人でも、なんとなくホームページが作れてしまうのがホームページビルダーです。それだけに、HTMLタグが乱れてしまったり、どんなブラウザ、OS、解像度、インターネット回線でみても同じように見えるかどうかも危ういのです。この辺りを熟知していないと、自分のパソコン上ではいいのだけれど、人のパソコンからみるとレイアウトや表示が崩れて見にくいという、ひとりよがりのホームページになる怖れがあります。趣味のページでしたら問題ありませんが、会社やお店のホームページなどの商用ページでは、良い印象を与えないでしょう。
特にはじめての人でもつくれるという仕掛けのひとつ「どこでも配置モード」は、自分のパソコンだけまともに表示されるようなホームページを作りかねません。ホームページビルダーで作成する場合でも、このモードは使わないほうが良いでしょう。
これだけの多機能を揃えて、しかも実売価格が1万円を切っていること(アップグレードになれば5千円足らずで入手できることもある)など、誰にでも手軽に買えるところが大きな長所と言えるでしょう。
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